鹿の王

著:上橋 菜穂子

私の評価:☆☆☆☆☆☆

だいぶ仕事関係の本とは掛け離れてきましたが(笑)

私の大好きな作家さんの本です。

上巻・下巻のロング小説で、かなり読みごたえがあります。

登場人物が多めで、場面がちょくちょく変わるので、慣れるまではちょっと読みにくいかもしれませんが、慣れてくると、場面の切り替えすらも楽しめるようになってきます。

完全なフィクションですが、こういう国やこういう環境は世界のどこかに、いつかの時代には存在していたのではないかな?と思えるくらい、細かく設定が描かれた小説です。

なので、小説とはわかっていても、非常に感情移入しやすいです。

私の体質の問題かもしれませんが、どっぷり感情移入することができます。

そのくらい、ありありと想像できてしまうくらい、感情の変化や自然の描写が上手いです。

会社の休憩時間や、通勤の時間に読んでいるだけで、気持ちを切り替えることができます。

短時間で別世界に行けると言いますか、ね。笑

 

上橋さんの作品で、「守り人」シリーズというのがあるのですが、これらも超おススメです。

主人公の心の強さや、ひたむきさが、読んでいて非常に気持ちいいです。笑

読み終えた後には、何とも言えない清々しさが残ります。

仕事ストレスに押しつぶされそうな方に、是非読んで頂きたいです。

 

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